学年の最終内申が決まる3学期。学年末テストは範囲が多くてぞっとしますね。早めの対策でテストにのぞみ、内申点アップをめざしたいです。
「高校受験は謎だらけ」をブログタイトルとする私にとって、内申点は大きな謎の一つでした。そこで、しばらく内申点との歩みを書いていきます。
公立中 No.1の驚き
「中学は大変だよ〜」とママ界隈で語り継がれる内申点。娘が地元の公立中に入学し、内申点との格闘がスタートしました。
1番驚いたことは、提出物の多さ。プリントや問題集の課題に加え、授業内に書く感想レポートの多いこと! この前までランドセルを背負ってた子が「良質な文を短時間で書くスキル」を要求されるのです。
数学でレポート?
数学では授業ごとにレポート提出がありました。数式の授業でも、「今日学んだこと」を最後に書いて提出。数式を解くことしかやってないのに、その感想をこんなにどう書けばいいの?
毎回チェックする先生には頭が下がります。個人的には、小テストを増やしてくれた方が嬉しいような...。観点別評価用に、さまざまな課題が必要なのかもしれませんね。先生方も大変です。
内申点に必要なスキル
「限られた時間内に、テーマに沿った文章を書いて提出する。」中学校ではこのスキルがかなりの頻度で問われました。
しかも高レベルの内容でないとA評価がもらえない。内申点の奥の深さにパンチをくらいました〜。
下の子がいる場合、テストやレポート類を保管しておくのがオススメです。どんなコメントを書いたらいいか参考になります。場所はとるけれど、内申対策の一つになります!
内申の重要性
「内申点」と検索すると、候補に「内申点バカバカしい」と出てくる...。そんな悪名高き内申点。ふりかえると、改めてその重要性を感じます。当たり前のことかもしれませんが、やはりそこに意義があるのですね。
①出願できる高校の資料となる。
学校がもつ資料は「内申点」「定期テスト」「実力テスト」のみ。模試の結果を先生は知りません。志望校への出願を認めてもらうには、内申点が基準になります。
②入試の合否に影響する
愛知県は当日点重視に変化しています。それでも計算すると、内申1点の重みは大きい。
娘はこつこつタイプのため、3年1学期の段階で「この内申が限界だろうなぁ」と思ってました。
それでも先生最後に2つ上げてくれました。この2点が入試当日へのお守りになった気がしています。「頑張れば何とかなるかも」と心配性の娘を支えてくれました。
③内申点アップの努力は、成績だけでなく人としての成長につながる。
後日お話しますが、内申点を上げるコツは社会人にも通じる大切な要素です。
内申点はいつから関係するの?
高校入試に関わる内申点の期間は、都道府県によって変わります。
- 中1〜3の3年間 80%弱
- 中3の1年間 20%弱
- 中2〜3の2年間 数%
3年間の内申を対象とする地域がほとんどなんですね。愛知県は中3の1〜2学期のみの短期決戦です。
最後に
内申アップには訓練が必要で、いきなりは上がりません。みんなが頑張る3年で内申を上げるには、それ以上の努力が必要で大変。
一方で、整理されたコツをステップ式に実践していけば、自然と結果がついてくる印象もありました。
次回以降、オススメの本とわが家の内申対策について書いていきます。