英検は「このテキストがオススメ」と提案するのは難しいです。
小学校での英語教育が進み、英検受験者の年齢層が広がっています。年齢によって適するテキスト形式が異なり、未習文法がどの程度あるかによっても変わります。
テキスト購入の手がかりになるように、各年齢層に適したテキストを集めました。
わが家のスタイル
娘は遅い取得だったにも関わらず、3級と準2級は文法の先取りが必要でした。
せっかく先取りをするなら、文法をきちんと理解して今後に役立てたい。未習の文法を動画で学んでからテキストを進めました。
使ったのは、次の3つです。Try ITは、各文法の「STEP1ポイント」(5分動画)のみを見ると効率的です。
小学生向けオススメ(5〜4級)
小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル 4訂版 (旺文社)
- 文法別の構成で説明もついている。
- 見た目がシンプルで見やすい。
小学校向けはこれ一択。小学生用のテキストは機能別(状況別)が多いです。5級は文法を意識しなくても合格できますが、せっかくやるなら文法も確認させたい。
4級は文法チェックも必要になるので、なおさら文法別構成のこの問題集がぴったりです。
中学生向けオススメ
わが家は5〜4級は①、3〜準2級は②を使いました。
① 英検4級総合対策教本 改訂版(旺文社)
- 小型版だがフルカラーで見やすい。
- 文法説明はぱっと見わかりにくいが、読みながら4技能問題を進めていくうちに力がついていく。
- 自学である程度まで理解が進む。
- 解説を読み進める読解力と根気が必要。
- 音源は付属CDのみ。
②わからないをわかるにかえる英検3級 (文理)
- 見開き1ページに文法と問題がまとまり見やすい。
- 未習文法はこれだけで理解するのは難しい。娘は「Try it!」の動画で補いました。
- ライティング対策のページがコンパクトだけど優秀。
- 音源はスマホもあり。
単語集
- ゴロ合わせで覚える方式で暗記の手がかりになる。
- アプリも充実。テストもできる。
単語集を使いこなすのは難しく、娘は買ってもあまり使いませんでした。買うならこちら。
最後に
新傾向ではライティング問題が増えます。ライティング対策はオススメできるものがなかったです。
新傾向用のテキストが出版されるのを待つ方がいいかもしれません。Eメールや要約など新傾向にポイントに絞ったテキストで対策したいですね。