3学期がもうすぐです。大切な学年末テストもありますね。
学年末テストは範囲も広いし、学年の最終評定を決める重要な試験。改めて日頃の勉強を見直し、時間をかけて十分な備えがしたいです。
テスト勉強を含め、中学生の勉強法を基本から教えてくれる本を紹介します。
入学前〜中2くらいの親なら
くにたて式 中学勉強法(PHP研究所) 國立拓治著
先日紹介した國立先生の著書です。中学入学から入試までに役立つテーマが盛りだくさん。
まず親が読んで、お子さんをサポートできたら理想的です。
- 日々の勉強法(時間配分、授業ノートの書き方、各教科の復習法、英単語や漢字の覚え方など)
- テスト前の勉強法
- 副教科の勉強
- おすすめ市販テキスト など
- 塾の選び方
- 模試の活用
- 部活との両立 など
わが家の現実
わが家は中2の1学期に本書を読みました。塾なしでやっていて、苦手の数学が限界になってきた頃です。もっと早くに読んでおきたかった〜。
そうすれば、正しい勉強習慣をより早く身につけて、数学がましになっていたかもしれません...。
わが家の反省をこめ「こうすれば良かった活用法」をお伝えします。
理想的な活用法
入学までに親が読み、実践しながら中学生活をスタートできたら最高です。
中学ではまず「自分で勉強する」経験をさせることが大切と感じます。初めから塾に頼ると、「塾の指示待ちスタイル」が身についてしまいます。
自学の方法を知らないと学力は伸びません。わが家はこの視点が優先事項でした。教育費節約もしたかったため、娘は限界ギリギリまで塾なしでした。
ただ「自学で頑張っている間に、授業が分からず手遅れになったらどうしよう〜」という見方もあるし、難しいです。
どうやって実践?
親が本を読み、子どものサポートができれば効率的ですね。
親が全て管理するのは大変なので、重要ページだけ子どもに読ませつつ声かけをしたり。
わが家は、見やすい図のページとその解説ページをコピーして娘に渡しました。「テスト対策マニュアル」として保存し、毎回テスト前にそれをふり返りながらテスト対策をしていました。
中1〜中3初めの子ども本人なら
くにたて式 中間期末テスト勉強法(PHP研究所)國立拓治著
親によるサポートが難しく、子供に読ませて自学させるならこちらが良いです。國立先生も子どもにはこちらをオススメしています。
学校ワークを基本としたテスト対策を中心に書いてあります。
定期テスト対策の基本は、学校ワークの反復です。しかも、ワークは提出課題でもあり内申点にも影響するため、その対策は最重要ですよね。
最後に
中1でなくても、思い立ったが吉日。中だるみの中2でも、受験生の3年でも、「勉強の仕方が分からない」と感じた時ぜひ参考にしたいです。
どちらも自宅に置いて何度も読み返したい本です。本屋さんで実際手にとり、ご家庭に合う方を選んでください。