新年度ですね。子どもが1ステップ成長した安堵感と、「新クラスはどんな感じになるのかな」というワクワク感が好きです。でもやっぱりお弁当作りは疲れる〜。
授業が本格的になってくると悩むのが勉強法や塾選び。そこでしばらくは娘の塾選びの過程について記します。
わが家の塾歴は?
- 時期:中2の夏休みから
- 場所:個別指導塾
- 教科:数学(3年から5教科入試対策コースも追加)
限界までは自学で頑張り、2年の夏休みに入塾しました。
1年以上の間で、友達からさまざまな塾情報が入り助かった部分も。娘に合いそうな塾に出会い、入試までの1年半で偏差値が20アップしました。娘の今があるのはその塾のおかげです。
通塾を待った4つの理由
①教育費節約のため
私は子育てにおいて「教育費をかけすぎない」ことを心がけています。人生100年時代、自分の老後の貯蓄を優先し、将来子供に迷惑をかけずにいたいです。
塾もギリギリまで通わないでおこうと思っていました。塾代も節約。
しかし、この「ギリギリ」を見極めるのが難しかった〜。優秀な子なら塾なしで行けるかもしれませんが、私の子どもだし...限界があります。第1子のため手探りで歩んだ中学生活でした。
②自学の習慣を身につけるため
元教育者の視点として、まずは塾なしで「自分で勉強する」習慣を身につけることが一番大切だと感じます。
かと言って、現実は自分で勉強してくれないから塾に頼るわけで、理想論なのかもしれません。
それでも、まずは学校の授業で学び、自分に合う勉強法を試行錯誤を重ね見つけ出す力が「入試の突破力」に強く影響する気がします。
③塾の時間がもったいない
自学スタイルが確立すると、塾の時間がもったいなく感じることがあります。何時間も講義を受ける時間で、自学なら演習問題もどんどん解けて効率的。
通塾の時間もあるし、女の子は服を選び髪のセットもして...と準備の時間も加わります。ズボラ女子はこの時間がけっこう面倒だったようです。
④先取り不要と考えていたため
早期教育や先取り学習に少し疑問をもつ部分があります。
教職時代のことです。小さい頃から英語を習っている子は、どこかで油断がありました。しばらくすると、一生懸命努力する初心者に抜かれてしまうことが多いのです。
そのため先取り学習には良いイメージがなく、先取りする塾には不安もありました。(通塾して、この先入観は間違いだったと判明しました〜)
中学ではしばらく自学
上の理由もあり、娘は中2まで塾なし。それまでの状況を簡単に記します。
①小学校
「子ども時代は遊びが大切」と考えるため、遊んで暮らさせてました。成績も中の下くらい。
国語の読解力だけは身につけておきたかったので、市販の読解テキスト(受験研究社のもの)は時々やっていました。
②中学1年1学期
中学入学後は放置終了。中学からはしっかり勉強させるつもりだったため、親の伴走もスタート。1学期は親塾として各教科の勉強法を教えました。市販テキストでテスト対策です。
③2学期から
親は手を離しつつ、1学期に身につけた勉強法を自学で進めていくように。
④1年春休み前
苦手な数学の限界を感じ始め、学年末テスト終了後から塾さがし開始。
サイトで数件目星をつけ資料請求。友達からの塾情報も考慮し、結局候補は一つに。
春休みから通えるよう面談したものの、もう少し様子を見ようと思い直し入塾しませんでした。
⑤最後のあがき、2年1学期
数学が苦手になった理由は、1年最初の「文字式」を正しく習得していなかったからです。それが2年の式の計算や連立方程式にも悪影響。
1学期のテスト結果からやはり限界と判断し、通塾を決めました。
いよいよ入塾
春に面談した塾に決めていたので、7月に再面談し、夏休みから数学の個別指導をお願いすることに。「この人やっと決心してきたか」と思われたにちがいない...。
夏休み中にそれまでの総復習と2学期の予習もしてもらえました。
入塾を待ったプラス点マイナス点
- 自学力がついた
- 娘にどんなサポートが必要か分かった
- さまざまな塾情報が入り吟味できた
- 念願の入塾で意欲的に活用してくれた
- 塾代を節約できた
- 数学が苦手になった
- 入塾までの精神的サポートが大変
- 他塾の情報が入り選択肢が狭まった
最後に
もっと早く入塾していれば勉強のつまずきも少なかったかもしれません。わが家は自学習慣を優先した形です。
「塾選び」がテーマのはずが、入塾までの日々の話ばかりに...。次回こそは塾選びの基準など娘の塾生活についての詳細です!