高校受験は謎だらけ

〜愛知県母のお受験days、ときどき小学生〜

内申点を上げるコツ(わが家の対策)

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内申点はある程度上がると、さらに伸ばすのが難しいです。5をもらうのはひと苦労。対策を万全にし、テストで運良く高得点をとれてやっともらえる「5」。

内申点シリーズの最後は、わが家の内申点対策を6つお伝えします。基本的なことは以前紹介した本にあるため、それ以外をまとめます。教師目線の内容も入れてみました。

 

 

 

1 提出物の質アップ

課題はくりかえし分も提出

内申点が少しずつ上がってきた2年生。「テストの点や実技の評価は友達と変わらないのに、どうして私は5がもらえないんだろう?」と娘がぼやくことがありました。

「〇〇はしてる?」「小テストの点数が足りないんじゃない?」と詳しく聞いてみると、驚きの事実が....。問題集の課題を初回分しか提出していなかったのです。テスト対策としてルーズリーフに何回か解き直している分は出していなかったことが判明。

さっそく次回から繰りかえし分も提出させました! 案の定、評定もアップ。5がつかなかった教科で5をもらえました。

4と5の違いは、テストの点数以外も影響します。提出物の質が重要。人並み以上の内容がA評価に必要です。

 

 

授業ノートや課題ノートは色分け工夫を

問題を解き、色ペンで丸つけと訂正を書く。これに加え、「何がポイントか」「自分が間違えやすい点」など自分用カスタマイズの跡も色ペンで記入することも大切。

これは内申点対策というより、自分の復習に役立ちます。娘は色ペン大好きだったので、中1からノートをアレンジして工夫してました。

前に紹介した『内申点を90日でアップする方法』では「ふせん法」の提案もありました。ポイントがさらに明確になるし、確かに先生へもアピールにもなりますね。

私も教職時代、ノートを自分流に工夫している生徒は『A+』で評価していました。

 

 

2 感想やレポート類の質アップ

内申点の「思考力」評価の資料にするためか、公立中では感想やレポート提出がやたらにあります。以前のブログでも書きました。

次の「感想の基本3ポイント」を意識すると便利です。娘にはこれを覚えさせました。一度覚えれば、どんな課題でも自分で応用してその場で使えます。

 

  • 学んだこと、知ったこと
  • 反省点(自分は〜だったので....だった。)
  • 今後どう活かしていくか
  • (「先生が強調していた点の再確認」「世間の事柄につなげる」「経験談」などを追加できるとさらに良い。)

 

もちろん量をたくさん書くことも大切です。ただし、中身が薄かったり、読めない小さな字で大量に書いても高評価にならないので注意したいです。

 

 

3 作品や発表の質を上げる

娘は勉強よりモノ作りが好きなタイプ。勉強から解放される副教科は、「待ってました!」と楽しんでいた様子。

技術家庭科や美術で、作品のアイデアに迷うと相談しにきました。私では頼りにならないのを悟り(?)、いつの頃か先生に相談するようになったよう。これが良いサイクルを生んだ気がします。

 

  • 先生に相談するために、自分で準備したり調べるクセがつく。
  • 先生からアドバイスや新しい技法を教えてもらえる。
  • それが「意欲」として評価されるかも。
  • 作品は家で飾ったり使ったりする。製作の意欲にもなる。

 

国語や英語のスピーチや作文、社会のレポートやプレゼンも先生に相談していました。先生は質問すれば適切なアドバイスをくれ、それによって作品の質も上がる...良いことばかりです。

 

 

4 授業態度も意欲的に

姿勢、目を見る、うなつぐ、挙手、気をつける点はいろいろ。娘は「手をあげること」が苦手でした。恥ずかしいし、正しいか自信がないので挙手できない様子。性格もあるし、親はどうもできません。

変わったきっかけは塾です。個人指導のため質問しやすく先生との距離が近い。塾のおかげで、学校でも質問や挙手するのに抵抗がなくなったと言ってます。

塾の先取り学習も好影響でした。学校の授業内容が分かるため、自信がもって挙手できるそうです。

 

 

5副教科テスト対策もしっかり

副教科は実技もあるので評定を上げにくいですよね。テストで確実に高得点をとっておきたいところ。

 

  • テスト勉強は前日だけにしない。最低1週間前にはひと通りやり、全体像をチェックしておく。
  • 重要ポイントを市販テキスト、アプリやサイトでチェック。
  • 先生独自のプリントは丸暗記。

 

市販テキストははやり3年間役立ちます。教科書会社のホームページでは、練習問題がダウンロードできたりすることも(例:保健→大日本図書)。

 

 

 

こちらのサイトは、技術家庭科、保健体育、音楽のテストが参考になりました。

educational-expert.com

 

 

 

6志望校を上げる

娘は中1からコツコツ勉強していました。「中だるみきたり、入試まで気力がもたないだろうな」という危惧もありました。

そこで、中3夏休みに志望校をランクアップ。それが次のように良い刺激になったようです。

 

  • 文化祭に行き、堅いイメージでなく楽しい学校と分かりやる気になった。
  • 学校について調べる範囲が広がり、気持ちが新鮮に。
  • 内申点をさらに上げる必要が出て、2学期も頑張れた。
  • 難易度の高い問題にも取りくむことになり、実力も上がった。

 

秋に模試の成績が下がり、直前期になって大スランプが来ましたが...。それでも志望校を上げたことで内申点も上がったと思います。

 

 

最後に

以上、わが家の内申点対策いろいろです。内申点は「訓練」の面もありました。やり方を一度教えてあげれば、子どもも自立していきます。

反抗期もある高校受験では難しい面もあります。良いタイミングできっかけ作りをしてあげたいですね。

 

 

 

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